トランプ氏示唆 「司令官殺害」でイラン報復なら52カ所を攻撃

[ 2020年1月6日 05:30 ]

 トランプ米大統領は4日のツイッターで、ソレイマニ司令官殺害に関してイランが報復した場合、イランの重要施設など52カ所を攻撃対象として「大きな打撃を与える」とした。標的の数はテヘランで1979年に起きた米大使館人質事件で人質となった人数に合わせたという。これに対しイラン軍司令官は5日「米国は実行する勇気はないだろう」と強く反発。緊張が高まっている。司令官の遺体は5日、イラン南西部アフワズに運ばれ、葬儀が行われた。参列した多数の市民らは「米国に死を」などのスローガンを叫んだ。

 イラクの首都バグダッドと中部バラドでは4日、米軍部隊が駐留するイラク軍基地を狙ったロケット弾攻撃があり、計4発着弾。米兵らに死者はなかった。トランプ氏はイランが「米国に対する報復をずうずうしく公言している」と批判した。

 ▽ソレイマニ司令官殺害 米軍が今月3日未明、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」を率いるソレイマニ司令官の車列をイラクの首都バグダッドで空爆し同司令官ら7人を殺害。トランプ大統領が指示。コッズ部隊はイランの対外工作を取り仕切る組織で、ソレイマニ司令官は反米保守強硬派の代表格だった。イランは、イラクのサダム・フセイン政権が倒れた2003年以後、中東地域で存在感を強めてきた。米国はイランの息がかかる武装グループを警戒。約10万人規模のイラクのシーア派民兵組織「人民動員隊」を指導していたのがコッズ部隊だった。 

続きを表示

「薬物問題」特集記事

「ジャニーズ」特集記事

2020年1月6日のニュース