「“私たち”には隙があった」森田健作知事 職員との“連帯責任”にすり替え?

[ 2019年12月27日 05:30 ]

台風15号への対応を問題視されている森田知事
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 千葉県の森田健作知事は26日の記者会見で、県の対応の遅れなどが指摘されている9月の台風15号を巡り、「私たちには隙があった」と述べた。非常時に私的な動きを優先させたとして問題視される中、「私たち」と職員との連帯責任にすり替えたかのような発言は反発を招きそうだ。

 森田知事は会見冒頭、批判を浴びた災害対応を巡り、「初動対応や職員の動きを含め、全て私の指導力が足りなかった」と謝罪。「職員にも言っているが、私たちには隙があった。二度と起こらないようにすることが“私たちの責めだぞ”と申し上げた」と続けた。「私たち」を繰り返して、連帯責任であるかのような認識を示した格好だ。

 台風15号では、県の災害対策本部設置が多くの市町村より1日遅れ、森田知事も設置直後に私用で外出するなどしていた。発生当日の9月9日は公舎で待機。翌10日には、同県芝山町の自宅に立ち寄ってから周辺を「私的視察」。同11日は都内でラジオ収録をし、同13日には散髪のため再び都内へ向かった。

 県は有識者の意見を踏まえて災害対応の検証を進めており、25日公表の中間報告では、知事の外出を批判し「最適な態勢を取るべきだった」などと指摘した。

 森田知事は会見で「批判を重く受け止め、深く反省する」と述べた。だが、具体的な改善策は示しておらず、県民の不信感を払しょくできないまま、年の瀬を迎える。

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