「非常に重大な実験成功」北朝鮮の挑発加速 年末非核化交渉期限で米国に譲歩迫る狙い

[ 2019年12月9日 05:30 ]

 北朝鮮の国防科学院報道官は8日、北西部東倉里の「西海(ソヘ)衛星発射場」で7日午後に「非常に重大な実験」を行い、成功したと発表した。朝鮮中央通信が伝えた。エンジン燃焼実験など大陸間弾道ミサイル(ICBM)に関連した実験の可能性がある。米国との非核化交渉の期限とした年末を控え、ICBMの発射実験の再開をほのめかし、米国に譲歩を迫る狙いがあるとみられる。

 報道官は朝鮮労働党中央委員会に結果を報告したとし、「近く(北朝鮮の)戦略的地位をもう一度変化させる上で重要な効果を持つだろう」と強調した。

 北朝鮮は2018年9月の韓国との南北首脳会談で、西海衛星発射場のミサイル発射台などを永久廃棄すると約束。昨年4月の党中央委総会では核実験やICBM発射の中止を決定していた。

 一方、トランプ大統領は、北朝鮮側が「非常に重大な実験」を行ったと発表する前の7日、記者団に「金正恩委員長とは良好な関係だ。もし敵対的な行動に出たら私は驚くだろう」と述べ、金氏は来年11月の米大統領選への干渉を望んでいないと思うと主張していた。

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