「桜」また疑惑 消費者庁も安倍首相忖度か

[ 2019年12月8日 05:30 ]

野党が開示した消費者庁の内部文書
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 15年の首相主催の「桜を見る会」に、悪質なマルチ商法で知られた「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長が招待されていた問題を巡り、消費者庁が政治的影響を懸念して“忖度(そんたく)”していた疑いが持ち上がっている。

 野党側によって開示されたのは、14年7月に同庁の会議で配布されたとみられる「本件の特異性」と題した内部文書。同社の調査に向けて検討する中、「政治的背景による余波懸念:外圧的に立ち入り検査(あるいは召還)の真意を問われる」などと記されていた。会議では、「立ち入り検査」ではなく「召還」(呼び出して注意)にとどめる方針を確認。同社は17年に経営破綻するまで営業を続けており、野党は同庁の後手に回った対応が被害を拡大させたと指摘している。

 資料を入手した大門実紀史参院議員(共産党)は7日に公開されたネット番組で、「外圧的に真意を問われる」の意味について「(消費者庁の職員が)ジャパンライフに触れると政治家から問われる可能性があった」との見方を示した。

 山口氏と政界との深いつながりは有名。安倍晋三首相を巡っても、35年前から父晋太郎氏を通じて山口氏と面識があった可能性が浮上している。首相をはじめ政治家への“忖度”が消費者庁の対応に影響したとの指摘がある。

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