安倍首相、逃げ切り答弁 ジャパンライフ元会長と「個人的関係一切ない」

[ 2019年12月3日 05:30 ]

参院本会議で答弁する安倍首相
Photo By 共同

 安倍晋三首相は2日の参院本会議で、首相主催の「桜を見る会」を巡り、マルチ商法を展開し破綻した「ジャパンライフ」の元会長が招待されていたことに関して「個人的な関係は一切ない」と断言した。臨時国会は9日までで、会期延長がなければ首相が桜を見る会について国会で発言する機会はこの日で最後となる。

 元会長との面識の有無について問われた首相は「私が招待された大人数の会合などで同席していた可能性は否定しないが、1対1で会ったことはない」と説明。昭恵夫人とも面識がないと強調した。

 招待状は2015年に首相枠で送られたという指摘には「個人情報に関する情報なので回答を控える」とだけ返答。招待者名簿を廃棄したとする政府の対応については「予定通り廃棄した。野党議員からの資料要求とは全く無関係だ」と説明。野党が求める名簿の電子データ復元についても不可能とした。

 本会議後に開かれた野党の追及本部チームの会合では、ジャパンライフの被害男性2人が電話で実態を告白。家族で総額7000万円の被害に遭った男性は「集会の中で元会長が“月1回、自分の主催で安倍さんとの食事会を開いている”と言っていた」と指摘。「どちらの言い分が本当か。今はどちらかといえば安倍さんの話が信用できない」と訴えた。

 ▽ジャパンライフ事件 「磁気治療機器を購入して第三者にレンタルすれば年6%ほどの高配当が得られる」とうたった「レンタルオーナー制度」などの預託商法を中心に展開。消費者庁による計4回の行政処分にもかかわらず営業を続けた。多くが収入を得られないまま17年に倒産。被害者数約7000人、被害総額は約2000億円とみられている。

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