安倍首相を「マルチ商法被害拡大」で追及へ 破綻ジャパンライフ「桜を見る会」推薦枠で野党

[ 2019年12月2日 05:30 ]

大阪掲載・閣議に臨む安倍首相
Photo By 共同

 首相主催の「桜を見る会」を巡り、野党はきょう2日の参院本会議で安倍晋三首相をただす。

 焦点となるのは、マルチ商法を展開して破綻した「ジャパンライフ」の元会長を首相の推薦枠で招待した疑惑。共産党の小池晃書記局長は1日、NHK「日曜討論」で「被害者約7000人、被害額2000億円にも上る。首相からの招待状を使って宣伝し、被害が広がった。見過ごすことはできない」と指摘した。

 野党は招待状が送られた経緯に加え、時期にも注目。同社の問題を長年追及してきた大門実紀史参院議員(共産党)は先月29日、同社の経営悪化を背景に15年1~3月に消費者庁への被害事例が増えたとし「強引な勧誘を行い、最後の荒稼ぎに入った時期」と強調。同年2月に届いた招待状は「追い詰められたジャパンライフにとって救世主の役割を果たした」と主張し、この招待状を宣伝に使い、急速に資金を集めた疑いがあるとした。

 野党追及本部のメンバーは1日、首相の地元山口県下関市を訪れ、地方議員や住民らに聞き取り調査を行った。住民から「首相枠は優遇されすぎている」などの証言を得たと説明。「買収に近い」として徹底追及する姿勢を強調した。今国会で首相から答弁を引き出す機会は2日の参院本会議が事実上最後と見定め、疑問に強く迫るとみられる。

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