小泉進次郎氏 国会コーヒー改革 無許可でマイボトル持参し「怒られた」

[ 2019年12月2日 05:30 ]

講演で国会改革を訴える小泉環境相
Photo By 共同

 小泉進次郎環境相が1日、都内で日本医師会主催のシンポジウムに参加し、講演で国会の飲み物持ち込みのルールについて「国会審議中にマイボトルでコーヒーを飲んではいけないのか」と疑問を呈した。マイボトルを推奨する環境相の立場から「何を飲むか、自分で判断する成熟した国会をつくりたい」とも呼び掛けている。

 飲み物持ち込みに関する衆参両院の規則はないが、国会関係者は前例を引き「過去に認められたのは、さゆだけだろう」と困難視。一方で識者からは「見直す余地はあるのではないか」との声が上がっている。

 小泉氏は先月29日に開かれたシンポジウムで、同12日の衆院環境委員会にマイボトル入りのコーヒーを持参し「怒られた」と告白。衆参両院事務局によると、飲み物の持ち込みは各委員会の理事会で許可を得るのが慣例。小泉氏はルールを知らず許可を得ていなかった。

 各委員会には冷水が用意されており、健康管理を理由とする場合はさゆの持ち込みを認めてきた。安倍晋三首相もさゆを入れたマイボトルを予算委員会に持ち込むことがある。

 温かいコーヒー、紅茶を出す事例も一部あるが、マイボトルで持参となると、国会関係者は「理事会で協議した記憶はないが、許可されない可能性が高い」と話す。

 元官房副長官の松井孝治慶大教授は公務員も就業中にコーヒーやお茶を飲むと指摘。「良識の範囲内で飲み物を選べるよう、国会で議論を深めてほしい」と語る。

 国会のルールに一石投じた言動だが、議員にとって身近なものだけでなく、国民が抱える問題にも行動を起こしてほしいものだ。

 《小泉環境相の話題となった主な言動》
◇「ステーキは毎日でも」 9月21日、環境相として初の外遊先となったニューヨークに到着後、ステーキを堪能し「毎日でも食べたいね」と発言。気候変動対策を議論する会議の出席者だったため、畜産が地球温暖化ガスを排出することから問題意識が低いと批判された。

 ◇「気候変動問題をセクシーに」 翌9月22日、国連本部の環境関連イベントで「気候変動のような大きな問題に取り組むには、楽しく、クールに、そしてセクシーでなければ」と主張。意味不明な発言として注目された。

 ◇青空会見 11月8日の閣議後会見を国会前庭で実施。「私は外が好きなんです。(普段)緑や日光を浴びながらランチもできず、こういう機会に少しでも外の空気に触れたい」と説明。閣僚の会見は各省庁や国会議事堂など屋内で開くため、屋外は異例。

続きを表示

「紅白歌合戦」特集記事

「ジャニーズ」特集記事

2019年12月2日のニュース