「杜のスタジアム」新国立競技場が完成 21日に開場イベント

[ 2019年12月1日 05:30 ]

完成した、2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場
Photo By 共同

 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場が30日、完成した。建設費の膨張で当初案が白紙撤回されるなどの混乱を経て、36カ月の工期が終了。整備費は1569億円。今後の名称は「国立競技場」となり、東京大会では開閉会式と陸上の他、五輪のサッカー会場となる。コンセプトは「杜のスタジアム」。ドーナツ形の屋根部分には国産木材を活用した。高さは約47メートルで、約6万席を設置。陸上の走路には海外製の高速トラックを採用した。

 21日にはウサイン・ボルト氏や「DREAMS COME TRUE」「嵐」が参加するオープニングイベントを開催。スポーツでは来年1月1日のサッカー天皇杯の決勝が最初の大会となる。

 スタジアムは来年の大会後に民営化予定だが、約24億円の年間維持費や約25億円の固定資産税などの問題もあり、計画の策定時期は20年秋以降に先送りされた。政府は球技専用スタジアムへの改修を計画しているが「トラックは残すべき」との意見も根強い。

 世界的建築家ザハ・ハディド氏が手掛けた近未来的なデザインは巨額の工費が問題となり、15年8月に白紙撤回。開閉式屋根などは見送られたが、大会後は音楽イベントが収入の柱となるため「屋根は必要だったのではないか」との指摘もある。

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