目的は…北朝鮮 ミサイルで日本を脅迫 安倍首相を名指しで非難「本物の弾道ミサイルがどういうものか…」

[ 2019年12月1日 05:30 ]

 北朝鮮が日本へ向けて弾道ミサイルを発射すると警告した。28日に発射した「超大型多連装ロケット砲」を日本が弾道ミサイルとみなしていると批判するもので、安倍晋三首相を名指しで非難。「本物の弾道ミサイルがどういうものか遠からず、非常に近くで見ることもあり得る」とする内容。北朝鮮の外務省日本担当副局長談話として、30日に朝鮮中央通信が報じた。

 北朝鮮は28日夕、同国東部から日本海に向けて飛翔体2発を発射、約380キロ飛行した。自衛隊は米軍と共に監視を強化しているもようだ。

 非核化を巡る米朝交渉が行き詰まる中、北朝鮮は米韓に加え、日本への態度を硬化。北朝鮮漁船が10月、日本の水産庁取締船と衝突し、沈没した事故への対抗措置を検討している可能性もある。

 今回の談話は、「超大型砲」は国連安全保障理事会決議が北朝鮮に発射を禁じている弾道ミサイルに当たるとの日本政府の分析を「言い掛かり」と反発。「ロケット砲とミサイルを見分けられない安倍こそ世界で唯一無二の愚か者」との表現で安倍氏を非難した。

 朝鮮半島情勢に詳しいジャーナリスト近藤大介氏は「金正恩委員長は、何としても年内にトランプ米大統領と交渉したい。そのためには安倍首相に説得させるしかない」と指摘する。経済制裁で青息吐息の上に、北朝鮮は農作物の不作にあえぐ。朝鮮人民軍の不満も高まり「クーデターが起きてもおかしくない」という。日本政府は北朝鮮の談話の意図を慎重に分析し、今後の出方を注視している。

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