おごそかに「大嘗宮の儀」 総額約24億4000万円は「宮廷費」

[ 2019年11月15日 05:30 ]

 皇位継承の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心儀式「大嘗宮の儀」が14日夜、皇居・東御苑に特設された大嘗宮で、公的な皇室行事として営まれた。即位した天皇が五穀豊穣(ほうじょう)や国の安寧を祈る儀式で「秘事」とされる。14日夜の「悠紀殿供饌(ゆきでんきょうせん)の儀」と、15日未明の「主基殿(すきでん)供饌の儀」がある。

 神道形式の大嘗祭に対する公費支出を巡っては、1990年に催された前回から、憲法の政教分離原則に反するとの批判が根強いが、政府は令和の今回も公的性格を認め、費用は皇室の公的活動費「宮廷費」を充てた。総額約24億4000万円となる見通し。

 宮内庁は、安倍晋三首相ら三権の長や閣僚、全国の知事、各界の代表ら675人を招き、悠紀殿の儀には510人が参列した。

 大嘗宮は、約90メートル四方の敷地に、天皇陛下の儀式の舞台となる悠紀殿、主基殿と呼ばれる社殿を含む30余りの建物が並ぶ。悠紀殿の儀は、祭服を着た陛下が午後6時半すぎ、悠紀殿に入られて始まり、午後9時15分ごろ終わった。

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