安倍首相“和”のおもてなし 50カ国・地域とのマラソン会談真っ最中に…

[ 2019年10月24日 05:30 ]

 安倍晋三首相と昭恵夫人は23日、都内のホテルで夕食会を開き、天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に出席した外国元首らを招いてもてなした。首相はあいさつで、正殿の儀への参列に謝意を伝えた上で「この令和の時代、国際社会と手を携えて世界の平和と繁栄、相互理解の促進に一層貢献していく決意だ」と強調した。

 狂言師の野村萬斎(53)や歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)、文楽人形遣いの吉田玉男(66)による「三番叟(さんばそう)」の舞などが披露され、和洋を織り交ぜた豪華な食事と、日本の伝統芸能でもてなした。

 安倍首相は23日午前、中国の王岐山国家副主席と会談するなど、50カ国・地域の要人と、面会を重ねる“マラソン会談”のまっただ中で、官邸関係者によると「さすがに、かなりしんどそうだ」という。24日は、韓国のナンバー2で知日派とされる李洛淵首相と官邸で会談。李首相は文在寅大統領の親書を手渡す方針だが、日韓の局面打開につながるかは見通せない。

 《皇室ゆかりの極上ワインも》政府の皇位継承式典事務局によると、夕食会の飲料では廣木酒造本店(福島県)の日本酒「飛露喜 純米大吟醸」や赤ワインの「シャトー・メルシャン 椀子(まりこ)オムニス2015」などが振る舞われた。

 「椀子オムニス」は6世紀後半に欽明天皇の皇子「椀子皇子」が領地にしていた長野県上田市丸子地区で造られ、皇室と縁もある。16年の伊勢志摩サミットの夕食会でも提供された。メルシャンは「日本ワインとともに日本の文化を世界に向けて発信できる機会を頂けてありがたい」としている。

 《アッキー、前日の膝丈白ワンピースから一転》夕食会に昭恵夫人はブルーグレーの着物姿で出席した。ファッション評論家の石原裕子さんは「前日のキャッチーな服に比べて、一転、控えめにまとめた感じ。肩のおしどりの刺しゅうで夫婦仲の良さを強調したのでしょう」と印象を語った。
 22日の「即位礼正殿の儀」では、昭恵夫人の袖がベルのように膨らんだ膝丈の白いワンピース姿にネットなどで批判が殺到。夜の「饗宴(きょうえん)の儀」の着物についても、「色留め袖」ではなく、一段格の低い「訪問着」だったことが問題視された。
 安倍首相の足を引っ張りかねないファッションだっただけに、この日は、落ち着きを前面に押し出した和装が際立った。

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