福島県郡山市 阿武隈川氾濫で青酸ソーダ流出 千曲川氾濫の長野市でも恐れ

[ 2019年10月20日 05:30 ]

 福島県郡山市は19日、台風19号による阿武隈川の氾濫で市内のメッキ工場から猛毒のシアン化ナトリウム(青酸ソーダ)が流出したと発表した。工場外の側溝から18日に排出基準の150倍超が検出された。16日に同じ毒物の流出を確認したのとは別の工場。現時点で、健康被害は確認されていない。

 流出があったのは同市富久山町福原のメッキ加工会社「サンビックス」の第2工場。浸水によって工場の廃液槽から漏えいした可能性がある。

 郡山市に続いて長野市もこの日、千曲川の堤防決壊で浸水した同市穂保(ほやす)のメッキ工場からシアン化ナトリウムが周辺に流出した恐れがあると発表した。工場は約2メートル浸水しており、メッキ処理に用いる青酸ソーダが水槽からあふれたとみられる。敷地外への流出の有無を調べ、工場内で保管していた量を確認している。

 シアン化ナトリウムは金属のメッキなどに用いられる。酸と反応すると有毒な青酸ガスが発生。口に入れたりガスを吸い込んだりすると、呼吸困難やめまいを引き起こし、死亡することもある。経口致死量は成人の場合150~200ミリグラムと推定されている。

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