“史上最強クラス”モンスター台風19号 12日上陸の見通し、15号の6倍強の面積

[ 2019年10月11日 05:30 ]

気象衛星が捉えた、10日午後3時40分現在の台風19号(気象庁提供)
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 12日から13日にかけて非常に強い勢力を維持して西日本から東日本に接近、上陸する見通しの超大型の台風19号に対し、気象庁は10日、土砂災害や浸水、河川の氾濫、高潮などについて厳重な警戒を呼び掛けた。

 今回の台風は史上最強クラスの勢いを保ったまま上陸する可能性が高い。千葉県などに大きな被害をもたらした先月の台風15号の大きさは約390キロだったのに対し、直径が約2・5倍の1000キロ。面積で6倍以上となる。関西空港でタンカー衝突が起きるなど大きな被害が出た昨年9月の台風21号の780キロを上回る大きさの台風となる。暴風域も90キロから240キロへ発達しており、台風15号の6時間の倍にあたる12時間にわたって影響を及ぼすとみられる。

 フィリピンのタガログ語で「ハギビス」(素早い)と名付けられ、米国でも「スーパー・タイフーン」として注視されている。AP通信によると、19号は大西洋上で発生するハリケーンの規模を示すカテゴリーでは最大級の「5」。米国内の気象専門家からはSNSなどで「存在しない6に相当する」という意見も出始めている。ワシントン・ポストは6日から7日にかけて24時間で最大風速を45メートル増やしたことについて「地球で観測された台風の中で最速で勢力を強めた一つだ」と指摘。台風の目の外側に「2つめの目」ができたことが確認されたともした。

 気象予報士の片山由紀子さんによると、「多重目(たじゅうめ)」と呼ばれる現象。発生の原因ははっきりしていないが「台風が急速に発達する過程で確認されることがある。非常に強い台風の特徴であることは間違いない」と説明した。

 台風の上陸に備え、鉄道各社は11日に計画運休の詳しい計画を発表する方針。全日空は12日に羽田と成田両空港を発着する国内線全便の欠航を決めた。日航も両空港発着の国内線のうち9割以上を欠航する。

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