吉野氏母校 北野高校もノーベル賞に歓喜、生徒ら「励みに」校長は「勇気くれた」

[ 2019年10月10日 10:45 ]

大阪府立北野高校正門前に掲げられた卒業生有志からの「吉野彰さん ノーベル化学賞受賞 おめでとうございます」の横断幕
Photo By スポニチ

 ノーベル化学賞受賞決定から一夜明けた10日、吉野彰氏(71)の母校である大阪府立北野高校(大阪市淀川区)では、校長、在校生らがOBの偉業を喜んだ。

 午前7時過ぎから登校する生徒も一様に「凄い」と驚きの声。吹田一中、北野高と中高ともに吉野氏の後輩である3年生男子生徒は「ボクも理系ですが医学部を目指してます。ホントに凄い先輩。誇りです。永年の努力が実ったんですね。ボクも努力して夢をかなえたい。励みにします」と感動の面持ちだった。

 始業前には萩原英治校長(55)が校内放送で先輩の偉業を全校生徒に報告。「こんなにうれしいことはありません。常々、社会に貢献できる人物に育ってほしいと語っています。生徒たちに勇気を与えてくれました。近い将来、吉野先生に続き、北野高校からノーベル賞受賞者が出ることを願ってやみません」と語った。

 正門前には卒業生有志から「吉野彰さん ノーベル化学賞受賞 おめでとうございます 卒業生有志」と書かれた横断幕が掲げられた。前夜、受賞の知らせを聞いた1981年卒業のOBが経営する「黒字看板」(同市西淀川区)で急きょ製作し、寄贈された。

 同窓会「六稜会」の笹川忠士事務局長(75)は「卒業生から文化勲章受賞者は5人いますが、ノーベル賞はいなかった。2023年には創立150周年を迎えます。記念事業の打ち合わせ中にグッドニュースが飛び込んできました。吉兆の訪れだと思います」と喜びを語った。笹川氏によれば「吉野さんの同期生からは、割と地味な方だったと聞いてます」と吉野氏は目立つ存在ではなかったそうだ。16年1月には東京支部の同窓会で吉野氏が講演。「忙しいでしょうが、ぜひ、母校に帰って在校生の前で講演をしていただきたい」と期待を寄せていた。また、記念碑の建立なども検討されている。

続きを表示

この記事のフォト

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特集記事

「結婚特集」特集記事

2019年10月10日のニュース