北朝鮮漁船、水産庁船と衝突後に沈没 乗組員60人「全員救助」

[ 2019年10月8日 05:30 ]

水産庁の漁業取締船「おおくに」(中央右)と北朝鮮漁船が衝突した現場海域=7日午前(第9管区海上保安本部提供)
Photo By 共同

 能登半島の北西約350キロで7日午前9時10分ごろ、北朝鮮漁船と水産庁の漁業取締船「おおくに」(約1300トン)が衝突した。第9管区海上保安本部(新潟)によると、漁船は沈没。乗組員が海に投げ出されたが救助され、別の北朝鮮の漁船が現場で引き取った。乗組員は「60人が乗っており、全員が救助された」と話したという。取締船は自力航行ができ、ケガ人はいなかった。

 現場は日本海の好漁場、大和堆周辺で、日本の排他的経済水域(EEZ)内。水産庁は、イカ釣りの漁船が違法操業していたとみている。取締船は、衝突前にEEZから退去するよう放水や音声で警告。警告している最中に衝突が起きた。江藤拓農相は7日、漁船が急旋回した後の衝突だったと明らかにした。

 政府は首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置。安倍晋三首相は衆院本会議で「詳細について、今後しっかりと調査する。我が国の排他的経済水域内での外国漁船による違法操業防止のため、毅然(きぜん)と対応する」と述べた。

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