野獣の本能で「ぶっ壊す!!」 物を思う存分破壊「やってはいけないこと」に非日常感

[ 2019年9月23日 05:30 ]

人形を叩く安田記者(撮影・久冨木 修) 
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 【イマドキの気になる現場】「ぶっ壊す」。政界の話題でもよく耳にするようになった物騒な言葉だが、ちまたでは物をめちゃくちゃにぶっ壊すことのできる日本初の店舗が注目を集めている。「やってはいけないことができる」をテーマにした最新エンターテインメント。体験すべく、都内の店舗に潜入した。(安田 健二)

 江戸情緒漂う東京・浅草の雷門から南へ歩いて約7分。一見変哲もないビルの地下に「リーストルーム(REEAST ROOM)」という名前の店がある。「野獣の解放(Release Of Beast)」が由来だという。

 訪れたのは「やってはいけないことをする」ため。その内容は、専用の部屋で物を思いのままに壊せるというものだ。

 壊せる物や量によって4種類のコースが用意されており、記者は“入門編”としてスタンダードコース(1人で利用の場合、税込み4180円)を注文。あらかじめ用意された小型家電1個、ジョッキやビンなどワレモノ10個を15分という制限時間内で思う存分破壊できるコースだ。

 事前に安全対策のためにつなぎを着用し、厚手のゴム手袋とヘルメットを装着。いよいよ部屋に案内される。

 待ち受けていたのは傷だらけで黒ずんだマッチョなマネキン。床にはプラスチックの残骸やガラスの破片が落ちている。積み上げられたタイヤの上には家庭用プリンターやガラスの容器。バール、金棒、黒塗りのバット、ハンマーといった“凶器”もいくつもある。BGMはない。静寂がヤバい雰囲気を際立たせる。

 道具の扱い方や壊す際の注意を聞いて、15分のカウントダウンがスタート。まずは手にしたバットでマネキンに向かってフルスイング。「ボゴッ!」。鈍い打撃音が静寂を切り裂く。ここで自身の秘めた野性が呼び覚まされたのだろうか。体が火照る。

 今度はプリンターめがけて金棒を頭上からブンッと勢いよく振り下ろす。「ガシャーン」と強い衝撃音の後にプラスチック片が飛散。もう本能の赴くままだ。壁に向かって機器をぶん投げると、体中に爽快感が駆け抜けた。ジョッキやビンなどガラス製の容器も次々と破壊。日常では絶対にできないからこそ面白い。ふと気づけば、笑いながら壊し続けていた。

 ○…河東さんによると、1組当たりの客数は平均3人。友達や恋人、家族らグループで楽しむ傾向にある。消費増税される10月以降、3人利用した場合の合計額はスタンダードコースが税込み1万2150円、ほかに小型家電2個、ワレモノ20個のスペシャルコースが2万340円、スペシャルの2倍の品物を壊すことのできるメガスペシャルコースが3万480円となる。

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