紀州のドンファンの遺産13億2000万円 市が寄付受け入れへ 額は未定

[ 2019年9月14日 05:30 ]

 和歌山県田辺市の資産家で「紀州のドン・ファン」と呼ばれ、昨年5月に急死した野崎幸助さん=当時(77)=の遺言に基づき、和歌山県田辺市が13日、遺産の寄付を受ける方針を決めたと明らかにした。遺産は約13億2000万円で、寄付額は未定だという。

 酒類販売会社元社長の野崎さんは昨年5月24日、田辺市の自宅で急性覚醒剤中毒により死亡した。市によると昨年8月9日、自身の全財産を市に寄付する旨が記載された野崎さんの遺言書が和歌山家裁田辺支部から届き、調査を進めていた。真砂充敏市長は「遺志を尊重することが市民全体の利益につながるものと考えた」とコメントした。

 野崎さんの50歳以上年下の妻は、遺言書に異議を唱えなかったとされる。遺言書が有効なら、自身は配偶者の遺留分として半額の相続が認められる一方、野崎さんの兄弟ら他の親族の取り分はない。無効の時と比べると自身の相続額は少なくなるが、親族との遺産分割協議を回避して遺産を早く手にできるメリットがあり、妻はこの展開を望んでいたという。一部週刊誌によると、親族は遺言書を無効とする申立書を今夏、裁判所に提出した。

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