進次郎大臣誕生!男性史上最年少38歳、首相への第一歩 第4次安倍再改造内閣がスタート

[ 2019年9月12日 05:30 ]

記者会見する小泉進次郎環境相
Photo By 共同

 第4次安倍再改造内閣が11日、発足した。安倍晋三首相(64)は、環境相に小泉進次郎元復興政務官(38)を任命した。仕掛け人は、菅義偉官房長官(70)で“ポスト安倍”を巡る思惑も見え隠れしている。19閣僚のうち留任2人を除く17人が交代し、初入閣は安倍政権では最多の13人という大幅改造となった。

 進次郎氏は会見で「大臣は省庁を所管する立場。やはり重い。ありがたい機会を安倍総理から頂いた」と述べ、表情を引き締めた。原子力防災担当相も兼務し「これまで取り組んできた復興、特に福島県の中間貯蔵、除染の加速化は東日本大震災の復興に欠かせない」と意欲をみせた。12日に福島県を訪問し、内堀雅雄知事らと会談する意向を明らかにした。

 安倍首相は進次郎氏について「若手ならではの斬新な発想での取り組みを期待している」と述べた。

 今回、進次郎氏の起用を後押ししたのは、安倍首相の“懐刀”である菅氏だ。入閣に消極的とみられていた進次郎氏だが、永田町関係者によると「要請があれば受ける」との情報が8日になって広まった。翌9日、菅氏は安倍首相と協議した上で電話で就任を打診。その後、首相に報告し、再び進次郎氏に連絡。電話を代わった安倍首相が就任を直接要請して“進次郎大臣”の誕生となった。

 進次郎氏は、菅氏と同じ神奈川県が地盤。今夏に行われた月刊誌「文芸春秋」の対談などを通じ、距離を縮めたとされる。先月7日、世間を驚かせたフリーアナウンサー滝川クリステル(41)との電撃結婚は、首相官邸で発表。安倍首相との距離を縮めているとの見立てもあったが、官邸訪問のお目当ては菅氏だったようだ。先に報告した菅氏に促され、安倍首相に結婚を伝えた。

 安倍首相は内閣改造にあたり「安定と挑戦の強力な布陣としたい」と表明していたが“挑戦”の色を出せずに腐心していたとされる。そんな首相の思いを敏感に感じ取った菅氏が、進次郎氏の起用を進言。首相も進次郎氏の若さ、国民的人気に期待して提案に乗った格好だ。

 ただ、もろ手を挙げて賛成というわけではなかった。自民党関係者によると「首相が“ポスト安倍”に推したいのは岸田文雄政調会長。岸田氏は優柔不断な人柄で、首相就任後も自身の影響力を残せると踏んでいるようだ」とみる声もある。進次郎氏の入閣は、“令和おじさん”として次期首相の有力候補に浮上している菅氏の勢いを加速させ、自身が描く青写真と違った結果をもたらしかねない。

 いずれにしても進次郎氏の入閣で、菅氏が党内での求心力を高め、ポスト安倍レースでも頭一つ抜け出た印象だ。菅氏という強力な後ろ盾を得た進次郎氏にとっても、将来の首相候補に向けて“次の次”というレールが浮かびあがってきた。

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