日産・西川社長 18日辞任へ 株価連動報酬問題 社外取締役「重大な問題」

[ 2019年9月10日 05:30 ]

 日産自動車は9日、取締役会を開き、西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)が9月16日付で辞任すると発表した。山内康裕最高執行責任者(COO)がトップを代行する。株価連動報酬の不当受領の責任を取るとともに、企業統治改革に一定の区切りがついたことが理由。取締役会では特別背任事件などで起訴された前会長のカルロス・ゴーン被告に関する社内調査の結果も報告。旧体制下で際立つ統治不全からの決別を図る。

 9日に横浜市の日産本社で記者会見した取締役会議長の木村康社外取締役は西川氏の株価連動報酬問題について「違法性はないが、ガバナンス(企業統治)上、重大な問題と認識している」と説明した。

 西川氏の報酬で問題となったのは「ストック・アプリシエーション権(SAR)」と呼ばれる制度。株価が事前に決められた水準を超えると差額を受け取れる。2013年5月に権利の行使日をずらし、西川氏はその間の株価上昇により数千万円多く受け取っていた疑いが社内調査で判明した。

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