逮捕!あおり暴行男「触んな」「出頭させろや」激しく抵抗

[ 2019年8月19日 05:30 ]

18日午前11時ごろ、大阪市の自宅とみられるマンション近くの路上で身柄を確保される宮崎文夫容疑者
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 茨城県守谷市の常磐自動車道で起きたあおり運転殴打事件で、茨城県警は18日、傷害の疑いで指名手配していた宮崎文夫容疑者(43)を、大阪市東住吉区内で逮捕した。「殴ったことは間違いない」と容疑を認めている。県警は、宮崎容疑者の逃走を助けたとして犯人蔵匿と犯人隠避容疑で、交際相手の喜本奈津子容疑者(51)も逮捕した。

 「触んな!」「出頭させろや!」――。宮崎容疑者は、身柄確保の瞬間も報道陣や警察官に怒鳴り散らし、激しく抵抗した。

 午前11時ごろ、自宅マンションから30メートルほど離れた交差点付近の歩道で県警の捜査員が、クリーム色のニット帽にサングラス、マスク姿の宮崎容疑者を発見。「今から生野署に出頭するから!」などと、宮崎容疑者は“ガラケー”の携帯電話を手に怒鳴り続けた。

 大阪府警の警察官もパトカーで駆け付け、現場は一時騒然。約10人で取り囲み、水戸ナンバーの捜査車両になんとか押し込んだ。

 茨城県警は16日に全国に手配し、行方を追っていた。大阪市から19日未明に茨城県警取手署に移送された。今後、取り調べを本格化させる。

 逮捕容疑は今月10日午前6時15分ごろ、常磐道上り線の守谷サービスエリア付近を走っていた茨城県の男性会社員(24)の車を停止させた後、「殺すぞ」などと怒鳴りながら顔面を複数回殴打し、ケガをさせた疑い。男性の車の窓付近には容疑者の指紋が残っていた。

 法曹関係者によると、高速道路上に車を止めたことは道交法違反で、反則金1万2000円が科されるとみられる。一方、傷害罪は前科があれば2年程度の懲役となる可能性がある。一歩間違えば大事故となる危険な行為だが、重罪には問えず、法の整備の必要性が声高に叫ばれている。

 横浜市のディーラーによると7月21日、修理を依頼してきた宮崎容疑者に、代車として試乗用の白いドイツの高級スポーツタイプ多目的車(SUV)を貸した。当初3日間の予定だったが、返却は常磐道で事件があった翌日の今月11日までずれ込んだ。

 返却までの約20日間で走行距離は、約2000キロ。同じ車による悪質なあおり運転が、愛知県と静岡市でも確認されており、茨城県警は、宮崎容疑者が各地で繰り返していた可能性があるとみて、愛知、静岡両県警と連携して、全容解明を進める。

 ≪知人警官?の名前呼ぶ≫宮崎容疑者は身柄確保の際、なぜか「生野警察署に出頭させてください」と要求し、知人とみられる警察官の名前を連呼した。「交通課」に所属するという警察官の名前を叫び「今、電話していますので」とガラケーを持って主張。その警察官のもとに「自分の意思で」出頭するとし、捜査員らの手をはねのけた。「出身のカツヤマ中学校…」と、同じ中学出身の知人であることをほのめかした。警察官の名前はテレビやネットで拡散され大阪府警の関係者からは「こちらは、とんだもらい事故だ」との声も上がった。

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