あおり運転で指名手配の男を大阪市内で逮捕 警官らに「出頭させろや!」

[ 2019年8月18日 12:16 ]

18日午前11時ごろ、大阪市内で身柄を確保される宮崎文夫容疑者
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 茨城県守谷市の常磐自動車道で起きたあおり運転殴打事件で、茨城県警は18日、傷害の疑いで指名手配していた住所、職業不詳宮崎文夫容疑者(43)を、大阪市東住吉区内で逮捕した。16日に全国に手配し行方を追っていた。

 宮崎容疑者の身柄が確保されたのは午前11時ごろで、場所は居住していた大阪市東住吉区の自宅マンションから徒歩20秒ほどしか離れていない、交差点付近の歩道。

 クリーム色のニット帽にサングラス、マスクの出で立ちで、ガラケーを左手に持っていた。報道陣や警官に向かって「今から生野署に出頭するから」「出頭させろや!」などと毒づき、周りを取り囲んだ数人の捜査員らによって水戸ナンバーの捜査車両の中に入れられた。

 近所に住む会社員の男性(35)は「こんな近くにいたんですね」と驚きながら、「SNSが発展して、どこに隠れていてもすぐ見つかるんじゃないかと思っていた。とりあえず、ほっとしてます」と胸をなで下ろしていた。

 同じ車によるあおり運転が愛知県と静岡市でも確認されており、茨城県警は宮崎容疑者が同様の行為を繰り返していた可能性があるとみて、愛知、静岡両県警と連携し悪質なあおり運転の全容解明を進める。

 逮捕容疑は今月10日午前6時15分ごろ、常磐道上り線の守谷サービスエリア付近を走っていた茨城県阿見町の男性会社員(24)の車を停止させた後、「殺すぞ」などと怒鳴りながら顔面を複数回殴打し、けがをさせた疑い。

 横浜市のディーラーによると、7月21日、修理を依頼してきた宮崎容疑者に代車として試乗用の白いドイツの高級スポーツタイプ多目的車(SUV)を貸した。当初3日間の予定だったが返却されず、25日に宮崎容疑者から「仕事で大阪にいて返却が遅れる」と電話があった。

 この間の23日、同じ車が愛知県岡崎市の新東名高速道路・岡崎東インターチェンジ付近と静岡市清水区の国道1号であおり運転をした。25日に愛知県警からあおり運転について問い合わせがあり、8月5日、宮崎容疑者に伝えると「身に覚えがない」と否定した。

 返却されたのは常磐道の事件翌日の8月11日で、訪れたのは代理人と名乗る男女3人。走行距離は約2000キロに上った。

 茨城県警は車を15日に押収。被害男性が県警に提供したドライブレコーダーにはSUVが蛇行したり、前方に割り込んだりするのが写り、車の窓付近には宮崎容疑者の指紋が残っていた。

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