台風10号で新幹線計画運休、新大阪―小倉間、15日は終日運転見合わせ

[ 2019年8月14日 12:16 ]

 台風10号接近の影響で、混雑するJR新大阪駅の新幹線切符売り場=14日午前11時21分
Photo By 共同

 大型の台風10号の接近を受け、JR西日本は14日、山陽新幹線の新大阪―小倉間の運転を15日の終日見合わせる「計画運休」を発表した。お盆休みのUターンラッシュのピークと重なり、交通に大きな影響が生じることになる。

 JR東海も15日は東海道新幹線で山陽新幹線との直通を取りやめ、東京―新大阪間の折り返し運転とすることを検討。本数を減らす可能性があるとしている。

 台風10号は15日にかけて四国に接近・上陸し、中国地方を抜けて西日本を縦断する見通し。猛烈な風や雨となり、西日本から東日本の太平洋側の南東斜面を中心に総雨量が千ミリを超える地域がありそうだ。気象庁は厳重な警戒を呼び掛けた。

 中国地方では15日は在来線も岡山、広島、山口の3県で運転を見合わせる。再開前の安全点検のため16日にも影響が出ると想定。今後の台風の進路によっては京阪神地区の在来線の一部でも運休や遅れが出る可能性がある。

 JR四国も14日、同日午後3時以降、予土線、牟岐線など管内の一部区間で順次運転を見合わせると発表。15日は管内で終日運転を見合わせる可能性が極めて高いとしている。

 JR九州は14日に宮崎県と鹿児島県の在来線の一部区間や一部の特急を運休。九州新幹線を含む15日の運行計画は14日午後に発表する。空の便でも、宮崎空港や鹿児島県の奄美大島、種子島などの空港で欠航が相次いだ。

 国土交通省は先月、台風などの悪天候が予想された際、あらかじめ列車の運行取りやめを決める「計画運休」の指針を作成。鉄道各社に利用客への情報提供の内容やタイミングを整理するよう求めている。

 計画運休は、JR西が2014年に初めて大規模に実施した。

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