不妊治療の体外受精で前代未聞の大トラブル 3組の夫婦に別の夫婦の胚を移植

[ 2019年7月11日 16:05 ]

不妊治療をした病院を訴えたマヌキアン夫妻(AP)
Photo By AP

 米カリフォルニア州グレンデール在住の夫婦が、不妊治療を受けていたロサンゼルスのクリニックを「重大な医療過誤があった」としてロサンゼルスの裁判所に訴えた。

 訴状によれば怒りを爆発させているのはアンニ&アショットのマヌキアン夫妻で、訴えられたのは不妊治療クリニックのCHA。マヌキアン夫妻はここで治療を受け、アンニ夫人は体外受精による胚細胞を子宮内に移植されたが、実はこの胚細胞は見知らぬ別の夫婦のものだったと主張している。結果的に妊娠には至らなかったが、その一方でマヌキアン夫妻の胚細胞を移植されたニューヨーク州在住の女性は妊娠して双子の男の子を出産。同夫妻の胚細胞は、さらにもう1人の女性にも移植されていたことも判明した。遺伝子検査の結果、ニューヨークで誕生した双子は出産した女性とそのパートナーの両方、あるいはいずれかと血縁関係がないことがわかっており、この夫婦もまた同クリニックを相手取って訴訟を起こした。

 アショットさんは「CHAは3組の夫婦を地獄に突き落とした。私たちは子どもを取り戻すために戦うし、こんなことが二度と起こらないようにさせたい」とコメント。なおCHA側はAP通信が求めた取材には応じておらず、マヌキアン夫妻の胚細胞を移植されたもう1人の女性が妊娠したかどうかは明らかになっていない。

続きを表示

「騒動特集」特集記事

「ジャニー喜多川」特集記事

2019年7月11日のニュース