はやぶさ2、再び着陸 小惑星の地下物質狙う 太陽系起源解明に期待

[ 2019年7月11日 10:47 ]

探査機はやぶさ2が小惑星りゅうぐうに着陸したことを示すデータを受信し、管制室で拍手するJAXA職員ら(上のモニター)=11日午前10時21分、相模原市
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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日午前、探査機はやぶさ2を小惑星りゅうぐうの表面に着陸させた。着陸は2回目。4月に人工クレーターをつくった際に噴出、散乱した地下の物質の採取が目的だ。小惑星の地下物質採取は成功すれば世界初となる。

 地下物質は太陽風などによる風化を受けておらず、りゅうぐうが生まれた当初の状態を保っているとみられる。46億年前に誕生した太陽系の起源に迫ることに役立つと期待される。また、りゅうぐうの地下物質は非常に黒く、生物の材料となった有機物が見つかる可能性もある。

 着陸場所は人工クレーターの中心から約20メートル離れた、幅約7メートルの領域。地下の物質が約1センチ降り積もっていると考えられている。機体は小惑星の表面に触れると、試料採取のための筒から小さな金属球を発射、舞い上がった岩石試料をキャッチする計画だ。

 りゅうぐうと地球は現在、2億5千万キロ離れており、通信には片道約14分かかる。はやぶさ2は着陸の前後は自らの判断で行動する。

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