安倍首相への「辞めろ」コールに鉄のブロック 公示後初めて都内候補者応援

[ 2019年7月8日 05:30 ]

中野駅前は自民党支持者と反安倍陣営の間で怒号が飛び交う(撮影・篠原岳夫)
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 安倍晋三首相(自民党総裁)は公示後初めて東京選挙区の候補者2人の応援演説を行った。都内4カ所の中で、最も騒然となったのはJR中野駅前だ。雨の中、街宣車に上がった首相が姿を見せると、激しい「安倍辞めろ」コール。抗議の声に押されて首相が演説に詰まる場面もあった。

 想起されたのは17年都議選の秋葉原演説で一部聴衆から起きた「安倍辞めろ」コール。この時は首相が「こんな人たちに負けるわけにはいかない」とムキになり、自民惨敗を招いた。同年の衆院選から遊説日程を隠す“ステルス作戦”。今回も党公式サイトでは役員で首相の日程だけ非公表が続く。

 それでも、中野駅周辺には演説日程を知らせる看板が立てられていたことからツイッターなどで情報が拡散。政権に不満を持つ人々が集まった。

 「こんな人たちですがなにか!?」「自民党は恥を知れ」など批判が書かれたボードを掲げる聴衆に対し、陣営は鉄壁ガード。ヤジを浴びせる人々を近づけないようロープを張り、その内側にスタッフを配置。手元に用意した「日本を守れるのは自民党だけ」と書かれたプラカードで、相手の批判的なボードを首相から見えないように隠した。首相の帰り際にはマイクを使い、大音量で「安倍総理」コール。「辞めろ」という怒声をかき消した。

 同所以外では目立った抗議活動は起きず。中野から約8キロ先の吉祥寺駅前へ移動した首相は「成蹊大学時代に過ごした吉祥寺に久しぶりに帰ってきた」と明るい表情。政権運営の実績を意気揚々と訴えていた。

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