児童虐待推進!?「防止」文字抜け誤表記…東京都HPで失態

[ 2019年6月13日 05:30 ]

 東京都が児童虐待防止を呼び掛けるホームページのキャラクターの説明で「防止」の2文字が脱落し、「児童虐待推進キャラクター」と誤って表記していたことが12日、都への取材で分かった。既に修正されている。

 ホームページは、巻き貝がモチーフの「OSEKKAIくん」が虐待防止を訴える内容。トップページの説明が本来「児童虐待防止推進キャラクター」と記されていなければいけないところ、「防止」の2文字が抜けていた。

 都によると、2013年にキャンペーンがスタートして以降、同様の誤表記はこれまでなかった。外部の業者に委託して4月10日ごろにサイトを大幅にリニューアルした際に間違ったとみられる。担当者のチェックが不十分で気付かなかったという。公開から約2カ月後の11日午後に都民から指摘があり、同日夜に修正した。

 誤りはサイトのトップページの1カ所で、印刷物などは正しい表記になっているという。インターネット上では「虐待推進はいかんだろ」「意味が逆」などと批判が相次いだほか、約2カ月間、間違ったまま“放置”されていた点を指摘し「外部の関心の低さを表しているってことで悲しい」などと意見が上がった。

 都福祉保健局の担当者は「児童虐待防止を推進する立場として、あってはならないミス。再発防止を徹底し、引き続き虐待防止の普及と啓発に取り組む」と話した。

 【公式サイトの主な誤表記】

 ◇豊田スタジアム 今月6日、ラグビーW杯日本大会の公式チケット販売サイトで、日産スタジアムで行われる準決勝の会場名を一時的に誤って「豊田スタジアム」と表記。在庫切れのチケットが購入できる状態になっていた。

 ◇サカイマッスル 今年3月、大阪メトロが公式サイトの外国語ページで路線名「堺筋(さかいすじ)」を「Sakai muscle」と誤って英訳していたことが判明。自動翻訳ソフトが原因。

 ◇エントリー終了 15年5月、神戸マラソンの公式サイトで午後5時の締め切り前に、午前10時から約45分間「ランナーエントリーは終了しました」と誤って表示。実際にその間、申し込みできなくなっていた。

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