新種のサル密輸か ペット店経営の男らも逮捕

[ 2019年6月12日 05:30 ]

東京税関成田税関支署が画像を公開した新種の可能性があるサル(同支署提供)
Photo By 提供写真

 成田空港で新種の可能性がある小型のサル2匹が押収された密輸未遂事件で、千葉県警が関税法違反(無許可輸入未遂)容疑で、新たに水戸市のペットショップ経営松原滋容疑者ら数人を逮捕していたことが11日、捜査関係者らへの取材で分かった。

 東京税関と県警は、同容疑で5月22日に逮捕していた男を東京都中野区の塗装建設業、高西健也容疑者(40)と明らかにした。運び役だったとみて、松原容疑者らとの関係を調べる。サル2匹の画像も公開。尻尾を除いた体長が15センチ程度で性別は不明という。

 東京税関成田税関支署などによると、高西容疑者は「タイ・バンコクの市場で関係者と一緒に買った。報酬10万円で人に頼まれ、日本に持ち帰ろうとした」と供述しており、県警などは入手経路を確認する。捜査関係者によると、松原容疑者らはこの事件で共謀した疑いが持たれている。千葉地検は11日、同法違反罪で高西容疑者を起訴した。起訴状などによると昨年9月10日、タイから成田空港に帰国した際、小型のサル2匹や、コモンマーモセット3匹、ケヅメリクガメ4匹など計17匹をスーツケースに隠し、密輸しようとしたとしている。

 サル2匹は専門家の鑑定で、アフリカ中南部に生息するショウガラゴ属とみられるとされたが、該当する種はなかった。

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