「龍角散」社長のセクハラ調査し解雇 元法務部長が提訴

[ 2019年6月7日 05:30 ]

 製薬会社「龍角散」(東京都千代田区)を3月に解雇された元法務部長の50代の女性が6日、解雇は無効だとして地位の確認や賃金の支払いなどを求めて東京地裁に提訴した。「藤井隆太社長によるセクハラを調査した際、事実を捏造(ねつぞう)したと事実無根の理由で解雇された」と訴えている。

 訴状などによると、昨年12月、社内の忘年会で藤井社長が女性従業員に抱きつくなどのセクハラ行為があったと知った元部長は、調査を実施。セクハラがあったとする同席者からの聞き取り結果や、第三者相談窓口を求めるこの女性従業員からの要望などをまとめた。その後、藤井社長に「セクハラを捏造してけしからん」と言われ、自宅待機を命じられた。さらに「女性従業員はセクハラと思っていなかったのに、意向と異なる申告をさせた」などとして3月28日付で解雇された。

 龍角散は取材に「第三者機関の法律事務所に依頼した調査では、セクハラは認められなかった。訴状が届き次第、適切に対応していく」と答えた。

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