五輪聖火 奇跡の一本松など被災地&世界遺産リレーに

[ 2019年5月25日 05:30 ]

奇跡の一本松
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 2020年東京五輪の聖火リレーのルートに「奇跡の一本松」など災害の記憶を伝える象徴的な場所や各地の世界遺産が組み込まれる見通しであることが24日、分かった。都道府県ごとの詳細ルートは6月1日に発表の方向で最終調整している。

 岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」は東日本大震災の津波に耐えたことで知られる。宮城県も震災がれきで造られた「千年希望の丘」(岩沼市)がルートになる見通し。熊本県では16年の熊本地震で被災し修復中の熊本城を通過する方針だ。いずれも大会理念の一つである「復興五輪」のメッセージを強く発信する狙いがある。

 各地の世界遺産も組み込まれる。青森県は白神山地、栃木県は日光東照宮(日光市)、群馬県は富岡製糸場(富岡市)、広島県は厳島神社が有名な宮島(廿日市市)や原爆ドームがある平和記念公園(広島市)、沖縄県は首里城(那覇市)が入る方向だ。

 北海道は白老町に来年4月にオープンするアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」を通る方針。三重県は伊勢神宮(伊勢市)、京都府は日本三景の「天橋立」(宮津市)、鳥取県は鳥取砂丘(鳥取市)、山口県は錦帯橋(岩国市)など、地域を代表する名所や景観も背景にしながらランナーが駆け抜けることになりそうだ。

 東京五輪の聖火リレーは来年3月26日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」をスタート。7月24日に新国立競技場で行われる開会式で聖火台に点火される。

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