作家の阿部牧郎さん死去 85歳「それぞれの終楽章」で直木賞

[ 2019年5月16日 05:30 ]

死去した阿部牧郎さん
Photo By 共同

 風俗やスポーツ、恋愛など娯楽性あふれる小説を著した直木賞作家の阿部牧郎(あべ・まきお)さんが11日午後11時33分、急性肺炎のため大阪府茨木市の病院で死去した。85歳。京都市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。後日、しのぶ会を開く予定。喪主は妻映子(えいこ)さん。

 京都大卒業後、民間企業に勤務しながら執筆を始め、1967年に専業作家に。68年の「蛸と精鋭」で直木賞候補となった。以降、繰り返し直木賞候補となり、88年に8回目の候補作「それぞれの終楽章」で受賞を果たした。

 時代小説のほか、政治家の評伝や官能小説など幅広い分野で執筆。ラジオ番組のパーソナリティーを務めたほか、大のプロ野球ファンとして知られ、野球を題材にした作品も残した。他の作品に「神の国に殉ず」「地球交響曲」などがある。

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