副作用か…がん治療薬「オプジーボ」投与で1人死亡

[ 2019年5月10日 05:30 ]

 厚生労働省は9日、免疫の仕組みを利用したがん治療薬「オプジーボ」を投与された患者11人が副作用とみられる脳機能障害を発症し、うち1人が死亡したとして、製造元の小野薬品工業(大阪市)に薬の添付文書に重大な副作用として追記するよう指示した。

 機能障害が起きたのは脳の下垂体。薬の添付文書の「重要な基本的注意」に下垂体機能障害を追記し、投与中は定期的に下垂体の機能を検査するよう求めた。

 オプジーボは、ノーベル賞を受賞した本庶佑・京都大特別教授の発見を基に開発された薬。免疫の細胞ががんを攻撃しやすくする作用がある。日本では2015年に肺がん手術を受けた森喜朗元首相(81)が使用し、症状が劇的に改善したとして話題になった。

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