安倍首相 新喜劇サプライズ出演、衆院補選へなりふり構わぬアピール

[ 2019年4月21日 05:30 ]

よしもと新喜劇にサプライズ出演した安倍首相(中央)は、すっちー(右)、池乃めだかと共演(撮影・平嶋 理子) 
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 安倍晋三首相が20日、衆院大阪12区補選(21日投開票)での自民党候補の応援演説で大阪入りした。街頭演説の後、なんばグランド花月(NGK)で吉本新喜劇に緊急出演。歴代首相では初めてNGKの舞台に立った。

 6月に大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会合の概要を紹介する社長役・池乃めだか(75)の友人役で登場。ホールが驚きに包まれる中「大阪は食べ物もおいしいし、人情もある。笑いの要素も。四角い議論が丸く収まるように」などと話し、笑顔で退場した。

 共同通信社が12、13日に行った補選の電話世論調査では日本維新の会の候補のリードが判明。補選は今夏の参院選の重要な前哨戦で、なりふり構わぬアピールに出た格好だ。

 永田町関係者からは「新喜劇に出るくらいなら、選挙区をもっと回れたはず」と批判の声も。政治評論家の有馬晴海氏は、改憲を考えれば維新は補完勢力であるため「新喜劇出演で“大阪全体を応援する”というかたちをとって丸く収めたかったのでは」と指摘した。

 ≪統一選後半戦も≫衆院大阪12区とともに沖縄3区補選も21日に投開票される。2補選の審判は安倍政権に対する中間評価と位置付けられ、各党の国会対応や参院選戦略に影響しそうだ。統一地方選の後半戦となる59市長選、東京特別区の11区長選、66町村長選なども21日に投票される。午後8時までに投票は締め切られ、翌日開票の一部の区を除き、22日未明には大勢が判明する見通しだ。

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