両陛下、在位最後の旅は伊勢神宮 3日間退位儀式で参拝

[ 2019年4月16日 05:30 ]

2014年3月、伊勢神宮参拝のため、東京駅を出発される天皇、皇后両陛下。侍従が黒いケースに入った「三種の神器」の剣を掲げ随行した
Photo By 共同

 天皇、皇后両陛下は17~19日、天皇陛下の退位に伴う儀式の一つとして伊勢神宮を参拝するため、三重県を訪問される。両陛下にとって、在位中最後となる地方への旅。歴代天皇が皇位とともに受け継ぐ「三種の神器」のうち剣と璽(じ=勾玉=まがたま)を皇居から携える「剣璽動座(けんじどうざ)」も5年ぶりに実施する。

 動座は皇室とのつながりが深い伊勢神宮の参拝に限って行われる。皇居から2人の侍従が剣と璽をそれぞれケースに入れて携行し、車での移動には専用車が用意される。

 皇位継承の証として受け継がれる三種の神器は「八咫鏡(やたのかがみ)」「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」「八坂瓊曲玉(やさかにのまがたま)」で、鏡は伊勢神宮、剣は熱田神宮(名古屋市)にある。皇居には、住まいの御所内の「剣璽の間」に勾玉の本体と剣の複製品が安置され、鏡の複製品が宮中三殿の賢所に収められている。5月1日には、剣璽等承継の儀が行われ、即位後の皇太子さまが引き継ぐことになる。

 ▽三種の神器 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天照大神から授けられたとされる。正当皇位継承者にのみ受け渡しされるもので、天皇が崩御される、もしくは譲位される際に「承継の儀」を持って、次の天皇に三種の神器が受け継がれる。三種の神器を用いた即位は持統天皇の代に始まったとされ「日本書紀」にその記載がある。

続きを表示

「大坂なおみ」特集記事

「日本代表」特集記事

2019年4月16日のニュース