三陸鉄道リアス線開通 8年ぶり不通解消、大漁旗出迎え

[ 2019年3月24日 05:30 ]

 岩手県の第三セクター三陸鉄道の「リアス線」が23日、開通した。2011年3月の東日本大震災の津波で不通となったJR山田線宮古―釜石間が移管され、久慈(久慈市)―盛(大船渡市)の163キロを結ぶ。三セクの鉄道では日本最長となり、同県での震災による不通区間は8年ぶりに解消。釜石駅(釜石市)で出発式が行われ、公募で選ばれた一般乗客らを乗せた記念列車が宮古に向け走り始めた。

 各駅や沿線では復興を願う「大漁旗」やのぼりが掲げられ、祝福ムードに包まれた。津波で住宅が流され、高台に新築移転した山田町の織笠駅では、早朝から地域の人たちが集まり色とりどりの大漁旗を掲げた。三陸沿岸では「福来旗」と呼ばれ、復興と希望の象徴となっている。

 宮古市では記念式典が開かれ、岩手の震災被災地や三鉄を舞台としたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13年)でヒロインを演じた女優のんが登場。「三鉄には何度も乗り、思い入れのある列車なので感動した。復興が進む力強さを感じ、もっと応援したい気持ちになった」と笑顔で開通を祝福した。

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