帰りの心配無用!五輪終電 午前2時すぎに 東京駅から70キロ圏内

[ 2019年3月16日 05:30 ]

記者会見する東京都の小池百合子知事
Photo By 共同

 東京都と2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は15日、東京五輪の期間中、観客輸送のため、終電について、都心部のJR山手線や地下鉄は午前2時すぎまで、郊外に向かうJRや私鉄は午前1時から2時ごろまで繰り下げると発表した。

 小池百合子知事は定例会見で「各鉄道事業者に協力いただき、深夜時間帯に鉄道を動かす。帰りの足を確保して、競技を最後まで楽しんでいただけるようにする」と説明した。バレーボールを開催する有明アリーナ(江東区)など、午後11時以降に競技が終了する8会場で観客の利用が想定される駅の終電も延長する。都心部は1時間半程度、郊外向けは30分から1時間半程度の繰り下げとなる。

 期間は東京五輪の開会式がある7月24日深夜から閉会式の8月9日深夜までで、パラリンピック期間中は実施しない。19の鉄道事業者が東京駅から70キロ圏内の約60路線、約1000駅で深夜運行の対象になる。東京メトロはこの日、銀座線の渋谷駅到着が午前2時~2時半になるなど、全9路線主要駅の最終電車到着時刻の目安を発表。各社の具体的なダイヤが決まるのは、来年春ごろの見通し。

 各事業者は深夜に車両や設備のメンテナンスを実施している。予想される負担増について小池氏は「ご協力をお願いしたい」と理解を求めた。また早朝スタートとなる陸上のマラソンや競歩などの運営スタッフの交通手段を確保するため、始発の繰り上げ運行についても調整を続ける。

 他国開催の過去の五輪では、周知不足などで外国人の観客らが競技場から最寄り駅の終電に間に合わず、行き場を失うケースが発生していた。

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