悪天候の中、被災地の人々鎮魂の祈り 各地で追悼セレモニー

[ 2019年3月12日 05:30 ]

強い雨が降る「釜石祈りのパーク」の慰霊碑で家族の名前を探す遺族
Photo By 共同

 被災地では、岩手と宮城、福島の3県沿岸部に暴風警報が出るなど悪天候に見舞われる中、発生時刻の午後2時46分を前に人々が鎮魂の祈りをささげた。

 岩手県釜石市の「鵜住居地区防災センター」では避難者162人(市推計)が犠牲になった。跡地に整備中の「釜石祈りのパーク」では追悼セレモニーが行われ、野田武則市長は「後世に災害を伝える施設になることを願う」とあいさつした。

 宮城県石巻市の日和山公園では、海に向かい手を合わせる人や花を手向ける人も。津波で自宅を流され、この公園に避難したという男性(63)は「悲惨な光景は何年たっても目に浮かぶ」と話した。

 原発事故のあった福島県では、現在も県内外への避難者が4万人を超える。第1原発が立地し全町避難が続く大熊町では、4月にも一部地域で避難指示解除を控え、この日も廃炉や復興関係の車両が行き交っていた。

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