“カミソリ”弘中弁護士 劇場型原点はロス疑惑 取材受ける判断基準「被告の利益となるかどうか」で徹底

[ 2019年3月7日 05:30 ]

 今回の高野弁護士の手腕には、日本最強弁護団を率い「無罪請負人」「カミソリ」の異名を持つ弘中弁護士も「手慣れている。難しい保釈を取ってきて感心して見ていました」と舌を巻いた。

 弘中氏は世間の注目を集める劇場型を得意とし、その原点は81〜82年のロス疑惑。故三浦和義氏が妻への銃撃・殴打事件で容疑者となり、報道も過熱し大騒動となった。弘中氏は銃撃事件を担当し、最高裁で無罪を勝ち取った。

 マスコミと衝突しながらも取材に答え、依頼人の主張をインパクトを持って伝える。取材を受ける判断基準も「被告の利益となるかどうか」で徹底され、全ては判決につなげるための手法だ。

 広島・修道高から東大法学部へ。在学中に司法試験に合格。薬害エイズ事件、陸山会事件、厚労省郵便不正事件など多くの大事件を担当した一方で、芸能人のスキャンダルなど「どんな仕事でも引き受け、依頼人のためなら、どんな手段も取る姿勢も一貫している」と法曹関係者。故野村沙知代さんの代理人を務めていた02年に、クリーニングの袋に沙知代さんの身を隠させて逃がしたこともあり、今回の変装劇は“弘中方式”の真骨頂でもある。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「大坂なおみ」特集記事

2019年3月7日のニュース