田畑衆院議員を告訴 元交際女性「乱暴された」自民また魔の3回生

[ 2019年2月21日 05:30 ]

 「魔の3回生」がまたまた醜態をさらした。「女性トラブル」を理由に自民党に離党届を提出した田畑毅(つよし)衆院議員(46)=比例東海、当選3回=が、以前交際していた名古屋市の女性から準強制性交容疑で刑事告訴されたことが20日、分かった。女性は盗撮被害も訴えている。野党から議員辞職を要求する声が強まる中、この問題が自民党内の派閥争いに波及する可能性も出てきた。

 捜査関係者によると、当時交際中だった女性と田畑氏は昨年12月24日夜に酒を飲みながら食事をし、その後、2人で女性宅に滞在。女性は就寝中に乱暴されたと主張しており、今月告訴状を提出した。田畑氏の携帯電話には女性の裸を撮影した画像が保存されていたため、女性は軽犯罪法違反容疑でも被害届を提出したという。田畑氏は15日に離党届を党幹部に提出したが、詳しい原因は明らかにしていなかった。スキャンダルが表面化した20日も報道陣の前に姿を見せず、事務所も対応することはなかった。

 知人によると、普段は物静かでおとなしいタイプで、バツイチの独身という。同氏が所属する二階派の一人は「酒を飲むと人が変わる」と酒癖の悪さを指摘。酒を飲みながらの食事会では、過去に別の不祥事を起こした派閥の仲間に対し「(地元から苦情を言われて)いい迷惑を被っているんだよ」と語気を荒らげて、周囲をしらけさせてしまったこともあったという。その場を目撃した党関係者は「酒を飲んでいたとはいえ、仲間にそこまで高圧的になる必要はあるのかという印象だった」と振り返り、かねて素行が懸念されていた。

 田畑氏は日銀に勤務後、2012年の衆院選比例東京で初当選。同期には武藤貴也、宮崎謙介、中川俊直、豊田真由子の各氏ら不祥事を起こして離党や辞職に追い込まれた元議員がいる。17年の衆院選で愛知2区に国替えし、比例復活し全国最後の465議席目の当選者として話題になった。今国会が召集された1月28日には自身のフェイスブックに「6月26日までの会期中、存分に暴れて参ります」と活動に意欲を燃やしていたが、自らのまいた種で「魔の3回生」に名を連ねることになった。野党6党派は田畑氏が議員辞職すべきだとの認識で一致。自民党執行部は21日にも離党届の扱いを判断する。

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