安倍首相に細野氏のダメージ?鬼門「亥年選挙」意欲も

[ 2019年2月11日 05:30 ]

自民党大会で演説する安倍首相
Photo By 共同

 安倍晋三首相は10日、東京都内のホテルで開かれた第86回自民党大会で総裁演説に臨み、春の統一地方選と夏の参院選が重なる「亥(い)年」選挙の必勝を期すと訴えた。参院選に関し「まなじりを決して戦い抜く。その先頭に立つ決意だ」と明言。統一地方選も「力を合わせて勝ち抜こう」と呼び掛けた。

 亥年の選挙は鬼門とされる。第1次安倍政権で臨んだ07年は参院選で惨敗し、その後の退陣につながった経緯がある。自民党関係者は「不吉な予兆がある」と声をひそめる。毎月勤労統計の不正について、実質賃金の伸び率を高く見せかけた「アベノミクス偽装」とする批判も上がる。

 また、無所属の細野豪志衆院議員が二階派入りし、将来の入党に意欲を示していることも影を落とす。自民党関係者は「同じ選挙区に岸田派の自民候補がいるのに何をしているんだと不信感を抱く有権者は多い。少なからず浮動票が逃げそうだ」とみる。選挙へ向けて雲行きを気にする関係者が増えてきた。

 また、谷垣禎一前幹事長が車椅子で登場し、幹事長在任中の16年に頸髄(けいずい)を損傷した自転車事故について「大変迷惑をかけた」とわびた。公式行事の場に現れたのは事故後初めて。

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