堺屋太一さん死去 作家、元経企庁長官 「団塊の世代」の名付け親

[ 2019年2月10日 13:40 ]

堺屋太一さん
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 「団塊の世代」の名付け親で、経済企画庁(現内閣府)長官を務めた作家・経済評論家の堺屋太一(さかいや・たいち、本名・池口小太郎=いけぐち・こたろう)さんが8日午後8時19分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。83歳。大阪市出身。葬儀・告別式は17日午後1時から東京都港区南青山2の33の20、青山葬儀所で。喪主は洋画家の妻池口史子(いけぐち・ちかこ)さん。

 東大経済学部卒。1960年、通商産業省(現経済産業省)に入省。62年版の通商白書で「水平分業論」を展開し注目を集めた。70年開催の大阪万博の企画を担当し、沖縄開発庁(現内閣府)出向中には沖縄海洋博も手掛けた。78年退官。

 在職中の75年に石油危機をテーマにした「油断!」を出版。第1次ベビーブーム世代を「団塊の世代」と名付けた76年の同名の小説では、この世代が社会に与える影響をいち早く予測するなど、将来を先取りする著作でベストセラー作家となった。

 98年7月から2000年12月まで小渕内閣と森内閣で経済企画庁長官を務めた。安倍内閣では内閣官房参与に就任した。

 85年には脱工業化社会を予言した「知価革命」も出版。歴史小説も多く「峠の群像」、「秀吉」はNHKの大河ドラマの原作になった。

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