パトカー63台“振り切る” 盗んだワゴン車など3台を乗り継ぎ約4時間半逃走で2人逮捕

[ 2019年1月20日 05:30 ]

 愛知県警西枇杷島署は19日、車を盗んだとして窃盗の疑いで住所不定の無職渡辺豊容疑者(45)と、同県一宮市の無職藤田裕三容疑者(46)を逮捕した。渡辺容疑者は18日、盗んだワゴン車など3台を乗り継ぎ、約4時間半にわたってパトカーの追跡を受けたが、そのまま逃走していた。

 逮捕容疑は、渡辺容疑者が18日正午ごろに同県北名古屋市でワゴン車を、藤田容疑者は同日午前7時ごろに同県清須市で乗用車をそれぞれ盗んだ疑い。渡辺容疑者は容疑を認め、藤田容疑者は否認している。

 18日午前8時ごろ、県警が清須市で盗まれた乗用車と並走する車を見つけ、追跡を開始。いったんは2台を見失ったが、渡辺容疑者が乗っていた車だけを発見し、再び追跡を始めた。

 渡辺容疑者は途中で軽乗用車に乗り換え、名古屋市内で高速道路へ。渋滞の中で強引に路肩を走行したり、バスなどの大型車両にぶつかりながらも強引にすり抜け、同市守山区や同県春日井市を周回するように逃走した。北名古屋市内で右側のミラーやドアが激しく破損した軽自動車を乗り捨て、止まっていたワゴン車を盗んで乗り換えた。ワゴン車は後部ハッチが開いた状態で走り続けた。

 信号無視や逆走、進入禁止のポールをなぎ倒すなどを繰り返し、約100キロ逃走。途中、車7台に衝突した。住宅街の狭い道路も走行。パトカーが何台も後に続き、静かな一角が一時騒然となった。小学校の近くの道路も暴走。一歩間違えば大事故になる可能性もあった。県警はパトカーなど最大計63台とヘリ1機を出動させたが、追い続けると逃走車が事故を多発して危険と判断し、午後0時半ごろ追跡を中止した。

 防犯カメラの映像などから渡辺容疑者が浮上。県内の知人宅にいるところを取り押さえた。藤田容疑者も同じ知人宅にいた。警察は詳しい足取りや動機などを調べる。

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