ソフトバンクが大規模障害、4時間半…119番もできず

[ 2018年12月7日 05:30 ]

携帯電話サービスで大規模な通信障害が発生したことを告知するソフトバンクのホームページ
Photo By 共同

 ソフトバンクの携帯電話サービスで6日、午後1時39分から約4時間半、全国の広い範囲で大規模な通信障害が発生した。音声通話やデータ通信が利用できない状態が続き、利用者らは大きなパニックに陥った。

 大容量通信プランなどを扱うソフトバンクの契約者や、同社の格安ブランド「ワイモバイル」契約者にも障害が発生。合わせた契約数は9月末時点で計4000万回線に上る。通信障害は同日午後6時4分に解消され、同社は原因を交換設備の不具合と発表。所管する総務省も、詳しい原因を調査している。

 家族や友人、会社や取引先と急に連絡が取れなくなり、利用者は「故障?」と大混乱。駅前などの公衆電話には、災害時並みの長蛇の列ができた。店頭でのスマートフォン決済が使えなくなったり、宅配便の配達が滞るなど、生活のさまざまな場面で影響が発生。一時は119番通報ができなくなり、東京消防庁はホームページで注意を呼び掛けた。

 ソフトバンクの対応にも疑問の声が噴出した。同社のツイッターは障害が解消する直前まで、商品キャンペーン告知がトップにあり「何のためのツイッターだ」と批判が殺到。同社はホームページで報告とおわびを掲載したが「字が小さすぎ」など指摘が相次いだ。19日に上場を控えた同社にとって、大きな失態となった。

 ≪GLAY、セカオワ公演に影響≫ソフトバンクの通信障害はコンサートにも影響を及ぼした。GLAYの愛知・Zepp Nagoya公演は、入場時にチケットと同時に本人確認用のQRコードを提示する必要があったが、急きょチケットだけで入場可能に。SEKAI NO OWARIの香川公演は、あらかじめ通信可能な場所でデジタルチケットなどをスクリーンショットで撮影して来場してもらうようSNSを通じて呼び掛けた。

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