交番相談員 娘の顔を殴打 原因は風呂

[ 2018年9月25日 05:30 ]

 兵庫県警網干署は24日までに、口論になった長女(28)を殴ったとして暴行の疑いで、父親で大阪府警曽根崎署の交番相談員、(60)=兵庫県姫路市=を現行犯逮捕した。風呂の湯量を巡って口論になったといい、110番通報した長女も肩を殴り返したとして同容疑で現行犯逮捕した。逮捕は23日。

 交番相談員の逮捕容疑は23日午後8時半ごろ、自宅で同居する長女の顔を数回殴った疑い。捜査関係者によると、長女の後に風呂に入ろうとしたところ、湯量が少ないことに怒り暴行に及んだとみられる。長女が家事を手伝わないなど、日頃から不満をもっていた可能性があるという。

 網干署によると、長女が「父にDV(ドメスティックバイオレンス)されている」と110番。当時、自宅には2人のほか母親がいたという。交番相談員は「手を払ったかもしれないが、酔っていてよく覚えていない」と容疑を一部否認。長女は容疑を認めている。2人にケガはなく、長女は同日中に、交番相談員は24日午後に釈放された。

 大阪府警によると、交番相談員は府警の警部補だった昨年4月、JR西日本の駅員に対する暴行容疑で兵庫県警に逮捕され、起訴猶予となった。定年退職後、今年4月から曽根崎署の交番相談員をしている。府警監察室は「捜査の結果を踏まえ、事実確認をして適切に対処する」としている。

 ◆交番相談員 都道府県警察において再雇用職員(地方公務員特別職嘱託員)として交番に勤務する警察職員。人手不足による「空き交番」対策として1980年代から導入された。主に60歳から65歳の警察OBで構成。交通取り締まりなど警察権に関する法的権限はなく、警察官の制服も着用しない。警察官が不在の間の拾得物届や地理案内など、補助的な仕事を行う。

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