PR:

道立穂別高、北海道地震で高校野球秋季大会の室蘭支部予選辞退

北海道むかわ町の避難所で炊き出しに並ぶ人たち
Photo By 共同

 北海道胆振(いぶり)東部地震で震度6強を観測したむかわ町の道立穂別(ほべつ)高野球部が、秋季北海道高校野球大会室蘭支部予選への出場を辞退したことが12日、同校への取材で分かった。同校は地震の影響で臨時休校中。寮生活する部員6人が家族の要望で石狩市などの自宅に戻り、出場できなくなった。

 同校は校舎や寮に大きな損傷はなかったものの、ライフライン復旧が万全でなく、6日の地震発生当日から休校が続いている。福本典子教頭(47)は「電気は復旧したが、水は安定的に出ない。余震も続いていますから」とし、学校再開は連休明け18日になる見通しという。

 地震は野球部にも暗い影を落とした。同校は全校生徒54人で1、2年生の男子は27人。野球部の正式部員は6人しかいないが、同級生ら“助っ人”3人の力を借りぎりぎり9人で出場できる予定だった。地震発生後、寮生の部員6人が石狩市や千歳市などの自宅に戻った。通学の足となるバスも復旧しておらず、公共交通機関の乱れなどから、苫小牧市の球場で開かれる大会への参加が難しくなったという。

 野球部は毎年、部員不足に悩まされているが「他校との合同チームではなく、単独チームで出たいという思いがあるようで。毎年、誰かが助っ人になるのが学校の伝統のようになっていた」と福本教頭。「1勝を目標に一生懸命やっていたのに残念です。でも、状況を考えると仕方がない」と声を落とした。

 8日に開幕予定だった室蘭支部予選は11日開幕に延期された。胆振、日高地方の19校が出場し、穂別高は14日に苫小牧中央高と対戦予定だった。北海道高校野球連盟によると、出場辞退は穂別高のみ。苫小牧中央高は不戦勝となるという。

[ 2018年9月13日 05:30 ]

Webtools & Bookmarks

注目
アイテム

ニュース

注目アイテム

スポニチwikiランキング

      人気ニュースランキング(社会)

      ※集計期間:09月26日02時〜03時

      » 続き

      【楽天】オススメアイテム
      クイックアクセス