ロバート・キャンベル氏 同性愛を公表「通底する一つの芯」

[ 2018年8月15日 05:30 ]

インタビューに答える東京大名誉教授のロバート・キャンベルさん
Photo By 共同

 自民党の谷川とむ衆院議員による「(同性愛は)趣味みたいなもの」など、性的少数者(LGBT)を巡る一連の問題発言について、日本文学研究者のロバート・キャンベル東京大名誉教授(60)は14日、共同通信の取材に応じ、自身が同性愛者だと明らかにした上で「政治家がこういうことを言うことに幻滅し、危惧も感じる」と批判し、「(性的指向は)自分の中に通底する一つの芯のようなものだ」と述べた。

 「大きな誤解が波及していくと感じ(同性愛者である)自分の立場から批評することが重要だと思った」と語った。近世・近代日本文学研究の第一人者で、テレビのコメンテーターとしてもおなじみのキャンベルさんが、自らの性的指向を明言した上で展開した批判により、LGBTを巡る議論が活発化しそうだ。

 キャンベルさんは米国生まれ。1985年に来日し、九州大専任講師や東大教授などを経て現在は国文学研究資料館館長。日本人男性のパートナーと20年近く共に過ごし、昨年には米国で結婚もした。職場の同僚や友人には明らかにしていたが、公の場で明言することはなかったという。

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