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松本元死刑囚を火葬 遺骨は拘置所で当面保管か 当局が神格化警戒

1995年9月25日、警視庁に移送されるオウム真理教の松本智津夫死刑囚
Photo By 共同

 6日に死刑が執行されたオウム真理教の松本智津夫元死刑囚=執行時(63)、教祖名麻原彰晃=の遺体が9日、東京都府中市の葬祭場で火葬された。関係者によると、遺骨は東京拘置所に戻されたが、引き取り先は決まっていないという。法務省は当面、拘置所で預かるとみられる。警察、公安当局は、松本元死刑囚の神格化を警戒しており、引き取り先を注視している。

 複数の関係者によると、元死刑囚は6日の執行直前、拘置所職員に、自身の遺体を四女(29)に引き渡すよう伝えていた。四女側は当面、拘置所で保管してほしいとの意向を示しているという。

 一方、妻(59)側は遺体の速やかな引き渡しを求める要求書を7日付で上川陽子法相に提出。要求書では、松本元死刑囚との意思疎通は困難で、「特定の人を指定することはあり得ない」と主張している。

 法務省は対応を検討しているが、火葬については家族の同意が得られたという。規定では、遺体の引き渡し先は、死刑囚が事前に指定した人が優先される。

 松本元死刑囚は元教団幹部の妻との間に2男4女がいる。四女は昨年11月、両親と縁を切る目的で、自分の相続人から両親を除くよう横浜家裁に申し立て、認められたとして、東京都内で記者会見。「家族や元信者とも連絡を取っていない」と強調していた。

 松本元死刑囚と同時に東京拘置所で死刑が執行された土谷正実元死刑囚=執行時(53)=も9日、火葬された。(共同)

[ 2018年7月9日 12:06 ]

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