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正恩氏、厚底靴!?で背伸び 緊張気味、敬語も…米と“対等”演出か

会談会場へ向かう北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とトランプ米大統領(ポンペオ米国務長官のツイッターから)
Photo By 共同

 トランプ氏とは対照的だった。正恩氏は視線が定まらず、終始緊張気味。初対面の場では、父親ほど年上のトランプ氏に「大統領閣下、お目にかかれて光栄です」と話しかけながら歩み寄った。時折笑顔を見せたものの、4月に韓国の文在寅大統領と行った南北首脳会談でのリラックスした表情とは明らかに違っていた。

 一対一会談の前には「我々は足かせとなる過去があったが、全てを克服してここまで来た」と感慨深げ。ともに署名式に臨む際には「世界は重大な変化を見ることになる。今日のために努力してくれたトランプ大統領に謝意を表明する」と話した。

 とはいえ、国家元首としてはトランプ氏は“後輩”。威圧される姿は見せられない。身長1メートル67とされる小柄な正恩氏は、1メートル90と長身のトランプ氏に大きく見下ろされないよう今回の会談に“上げ底ブーツ”を履いてきた可能性が浮上。韓国紙の朝鮮日報は、4月の南北会談でも文在寅氏と目線を合わせるため、4〜5センチの厚底ブーツを履いていたと指摘。今回の正恩氏の靴が注目されたが、本紙が2人が並んだ写真から計算したところ、正恩氏の身長はトランプ氏と10センチ差ほどの1メートル80前後になっていた。

 正恩氏は20代後半の若さで最高権力を継承し、異母兄の金正男氏の暗殺を命じたとされるなど「恐怖政治」のイメージがある。核兵器やミサイルを持ち、大国と対等に渡り合おうとしてきた国の歴史にも重なる“背伸び会談”となった。

 会談は舞台をホワイトハウスに移し継続される可能性も出てきた。シンガポールで取材したデイリーNKジャパンの高英起編集長は正恩氏について「まだ若く、今後も長く地位を守る。合意を履行して国力を回復すれば、将来的に有力な指導者として評価されないとも限らない」との見方を示した。

 北朝鮮が共同声明を順守するのか、これまでのように繰り返すのか。この日、見せた正恩氏の笑顔から読み取ることは難しい。

[ 2018年6月13日 05:30 ]

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