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逃亡生活35年 米空軍の元大尉が身柄を拘束される 別人になりすまして生活

35年間、逃亡を続けていた米空軍ヒューズ元大尉の過去と現在の顔写真(AP)
Photo By AP

 1983年の夏に米ニューメキシコ州アルバカーキのカートランド空軍基地から突然姿を消したウィリアム・ハワード・ヒューズ元大尉(68)が、カリフォルニア州のトラビス空軍基地で身柄を拘束された。

 AP通信によれば、35年間にわたって逃亡を続けていたヒューズ元大尉は身分証明書を偽造して「バリー・ティモシー・オーバーン」としてカリフォルニア州サンフランシスコ南部のデーリーシティーで生活。付近住民との付き合いはほとんどなかったが、ミドルネームの“ティム”として知られていた。サンフランシスコを本拠にしている大リーグ・ジャイアンツの野球帽をいつもかぶっていることでも有名で、人柄は温厚だったという。

 しかし空軍が複数の逃亡犯の情報を提供し、テレビなどでその顔写真が公開されると状況は一変。長期におよんだ偽りの生活は「敵前逃亡」という罪を突き付けられて終止符を打ち、今後は禁固5年、全財産の没収という過酷な環境と向き合う可能性が出てきた。

 ヒューズ元大尉は東西冷戦の最中だった逃亡直前まで、北大西洋条約機構(NATO)で情報監視システムの設計や分析に従事。レーダーによる監視が専門分野だったとされている。しかし本人によれば、軍にいることが憂鬱になり脱走を決意。アルバカーキで2万8000ドルを引き出して姿をくらましていた。

 なお米空軍は昨年、1972年に失踪して別人になりすましていた元兵士の身柄をフロリダ州で拘束している。

[ 2018年6月12日 12:16 ]

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