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北朝鮮 南北会談延期を通知、米韓訓練を非難 米朝見据え揺さぶりか

 韓国統一省は16日未明、同日開催予定だった南北閣僚級会談について、北朝鮮が米韓両軍が11日に始めた定例の共同訓練「マックス・サンダー」を理由に無期延期すると通知してきたと発表した。

 北朝鮮の朝鮮中央通信も16日、共同訓練を非難し、閣僚級会談を中止すると表明。米国に対しても「朝米首脳会談の運命について熟考すべきだ」と警告、6月12日に予定される米朝首脳会談の中止の可能性をちらつかせてけん制した。

 北朝鮮は共同訓練を理由としているが、韓国統一省によると、北朝鮮が16日の南北閣僚級会談の開催を通知してきたのは15日で、既に共同訓練は始まっていた。突然の中止通告は米朝首脳会談を見据えた揺さぶり工作との見方もある。

 朝鮮中央通信は4月の南北首脳会談で発表した「板門店宣言」で、軍事的緊張緩和のため努力することで合意したと指摘し、米韓訓練は「宣言に対する露骨な挑戦であり、良い方向に発展する朝鮮半島情勢に逆行する故意の軍事挑発だ」と非難した。

 さらに、閣僚級会談中止の責任は全面的に韓国当局にあるとし「われわれは米国と南朝鮮(韓国)当局の今後の態度を鋭意注視する」と強調した。

 韓国統一省によると、16日の南北閣僚級会談では、板門店宣言の履行に向け、分野別の会談日程や具体策などを議論する予定だった。

[ 2018年5月16日 05:30 ]

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