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セクハラ疑惑 テレ朝、女性記者に上司が知らずに取材を指示

 テレビ朝日の角南源五社長が24日、都内の同局で定例会見を行い、財務省の福田淳一前事務次官からセクハラ被害を受けていたと訴えていた女性社員が、上司に相談し、1年前から福田氏との夜間の会合を避けていたことを明らかにした。ただ女性社員は今月4日、別の上司の指示を受け、福田氏と一対一で会食。女性社員に対するテレ朝の対応について、報道陣からは疑問の声が上がった。

 角南社長によると、女性社員は約1年半前から福田氏と一対一で会食をするようになり、そのたびにセクハラ発言を受けていたとされる。上司に複数回相談した上で、約1年前から夜間に福田氏と会食することを避けていたという。

 今月4日に福田氏と会食した経緯について角南社長は「森友問題で財務省による口裏合わせのニュースがNHKで出て、(女性社員の上司にあたる)デスクからの指示で裏付け取材をすることになった。そのタイミングで福田氏から(女性社員に)電話があったため、夜の食事を伴う一対一の取材に臨んだ」と説明した。

 報道陣からは「デスクはセクハラ被害を知っていて、会食に行かせたのか」など、対応を疑問視する質問が相次いだ。会見で角南社長は「調査します」と返答。会見終了後、同局広報部が書面で「当該デスクには女性社員についてのセクハラ被害の認識はありませんでした」と回答した。

 セクハラ被害を訴えている女性社員の上司の間で、意思統一が図られていなかったことが露呈されたかたち。会見に同席した篠塚浩報道局長は、相談を受けた上司の対応について「もみ消しや隠蔽(いんぺい)の意図はなかった」と話した。

 テレ朝の対応については局内からも批判の声が上がっている。23日には同局「羽鳥慎一モーニングショー」で宇賀なつみアナウンサー(31)が「ちゃんと会社が拾い上げて、こういう行為は許さないんだと強く言えるようになってもらわないと」と発言。小松靖アナウンサー(43)は19日放送のインターネットの報道番組で「女性記者からすると、福田事務次官もテレビ朝日も自分を被害者にした相手という構造が成り立ってしまう」と見解を述べた。角南社長は会見で「適切な対応ができなかったことは深く反省している」と語った。

[ 2018年4月25日 05:30 ]

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